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赤絵 ひびき

アカエ ヒビキ

福島 武山

赤絵細描
磁器
15×42×42
2006

九谷焼の上絵具の赤は細くこまかく描くのに最適の絵具です。その特長を活かして、ロクロ師伝統工芸士名工高山岑生の白磁深鉢に音が響いていく様をやや中心を外して、線を一本一本を集中して描いて仕上げました。その後1回目の窯を焚いてから、白で残したいところをマスキングして、振り刷毛と網金で赤をボカシ振りをしました。裏は赤ベタに金描きで蝶を表しました。

福島 武山

福島武山(1944-)
石川県金沢市生まれ、能美市在住
1963年 石川県立工業高校デザイン科卒業
1981年 日本伝統工芸展初入選
1999年 第23回全国伝統的工芸品公募展にて第1席グランプリ内閣総理大臣賞
2002年 第25回伝統九谷焼工芸展にて大賞、第27回にて優秀賞(同04年)
2015年 エルメス社時計文字盤(駒くらべ)制作 スイス・バーゼルにて発表
2016年 第1回三井ゴールデン匠賞
石川県文化功労賞

撮影=川本聖哉

【直近の展覧会スケジュール】
喜びの色「赤」 福島武山喜寿展
会期 2022.4.17~6.26
会場 緑ヶ丘美術館(奈良県)

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