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" ABOUT "

ようこそ、KUTANismへ
個性ゆたかな焼き物「九谷焼」を、見る/知る/体感する芸術祭『KUTANism(クタニズム)』。
5つのプログラムを通して、九谷焼とその産地である石川県小松市・能美市の魅力をリアルとオンライン両方でお届けします。どうぞお楽しみください!

" GREETINGS "

KUTANism全体監修
練馬区立美術館館長

秋元 雄史 / Yuji Akimoto

©2019 KAMADO Inc.
(Photo by Yuba Hayashi)

『KUTANism(クタニズム)』が始まって、2021年で3年目を迎えます。
九谷焼の産地である小松市と能美市が協働し、「九谷焼」を発信する目的で立ち上げた本イベント。昨年は新型コロナウイルスの影響によりオンラインでのプログラムとなりましたが、本年は様々な工夫を凝らし、リアルでの開催が実現しました。

さて『KUTANism』について少し説明をいたします。
諸説ある江戸時代前期の古九谷をたとえ加えなくとも、九谷焼の技術を江戸時代末期から今日まで百数十年間、絶やすことなく伝えてきたのが、石川県の南加賀エリアです。再興九谷、輸出九谷、昭和九谷と、それぞれの時代に合わせて特徴のある九谷焼を生み出してきました。その技術は今日の九谷焼に伝承され、作家や職人の工夫が加わり、さらに魅力的な世界を生み出しています。その九谷の風土や歴史、また名工といわれる職人や作家の仕事を振り返り、また魅力を伝えるのが『KUTANism』です。 学芸員や研究者による企画展覧会をはじめ、キーパーソンへの取材、各界で活躍するクリエイターとのコラボレーションなど、充実のプログラムを構成しています。
展覧会では、能美市九谷焼美術館|五彩館|館長中矢進一さんによる企画展に加えて、国立工芸館主任研究員の岩井美恵子さんによる企画展を開催。これまでの九谷の歴史をひもとく取材を昨年に続き私が行ないます。また、九谷焼が購入可能なオンラインショップもあり、遠い場所からでも九谷の魅力を感じていただけるような工夫を凝らしています。
今年の『KUTANism』も盛りだくさんの内容で進めてまいります。

" OUTLINE "

KUTANism2020
AFTER MOVIE

2020年10月24日〜12月20日にオンラインで開催された第2回のKUTANismを、メイキング映像とともに振り返るアフタームービーを公開しています。会期中はたくさんの方々にご覧いただきまして、誠にありがとうございました!